

〔12号〕品質レベルが向上したばね材料
・・・しかし素材の検査は慎重に・・・
最近のばね材料は、ひと昔前に比べると非常に品質のレベルが向上し材料欠陥が少なくなリました。これは製鋼、圧延、伸線等の加工技術の向上とそれに伴うキズ検査の探傷技術が急速に進歩したためです。
しかし、キズがまったく皆無になったという訳ではありません。疑わしい場合は、せめて磁粉探傷か腐食試験を行なうべきなのです。
例えば、ばね用鋼線には次のようなキズが分類されています。へげ、圧着キズ(かみこみ)、線状キズ、折れ込みキズ、しわ、うろこ、縦割れ、横割れ・・・これらのキズは脱炭を伴うことが多いのです。
この他にダイスマ−ク、打ちキズ、すりキズ、ビット(食孔)、スケールキズ等もあります。
これらのうち、キズが深い場合は成形加工時に開口するか折損する為、仕方なしに判るのですが、キズが浅い場合には判りにくいので慎重に検査する必要があります。
小さなキズにもご用心ご用心。
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