板ばね(薄板ばね)は板スプリングとも呼ばれ、板形状をしたものは、基本的に全て板ばねに分類されます。そのため形状の種類は実に様々で、設計においても一品一様の応力評価をする必要があります。また、その用途も幅広く、高温雰囲気のパッキンや、腕時計などの複雑な構造物などに使われます。また、東海バネでは、薄板だけではなく、板厚30mmを超える材料まで対応することが可能です。
東海バネでは、抽象的なイラストからでも複雑な形状を図面化・具現化し、ご要望の形状+荷重特性を満足した板ばねをご提供しております。また、耐久評価が困難な複雑形状については、FEM解析を用いることで、高精度な耐久評価を可能としています。
薄板ばねと言えばただ押さえるだけの、単純な性能のばねを思い浮かべますが、当社ではさまざまな厳しい使用環境に耐える耐熱ばねや耐食ばねの製作が可能です。また、機能重視の板ばねの設計や微量生産対応で、お客様が真に求めておられる板ばねを実現いたします。