
・圧縮によるたわみ、コイル径、有効巻数の変化
円錐ばねは圧縮時にピッチが均等にたわまずに径の大きなところから縮んでいきます。
その為、圧縮が進むにつれてコイル同士もしくはコイルと支持板とが接触していき有効巻数やコイル径の大きさに影響を与えます。
・小径に対するばね指数
ばね指数が小さくなると局部応力が過大となり、また、ばね指数が大きい場合及び小さい場合は、加工性が問題となる。したがって、ばね指数、4~22の範囲で選ぶのがよい
・有効巻数
有効巻数3未満ではばね特性が不安定になるので3以上とするのが良い
・ピッチ
ピッチがRを超えると、一般的にたわみ(荷重)の増加に伴い、コイル径が変化するため
基本式から求めたたわみ及びねじり応力の修正が必要となるのでR以下とする
・大径と小径の中心位置のずれ
大径と小径の中心位置のずれが大きいと設計上コイル接着開始前でもコイル接着が生じてしまう可能性が生じる。
・計算式
→コイル素線同士の接着があるか、ないか
→コイル素線同士の接着かコイルと支持板の接着かどうか
これらは

にて計算し、計算結果が≧0となれば円錐ばね圧縮時にコイル素線同士の接着が生じるものとなる。計算結果が≦0となれば、円錐ばね圧縮時にコイル素線同士は接触せず、支持版との接着となる。
設計を行う際には、上記の違い(円錐ばね圧縮時の有効巻数の減少を考慮するかどうか)の
条件を明確にし、それに適した式を用います。