お問い合わせありがとうございます。
ゼンマイばねを使うという前提で考えると、長時間回転し続ける装置や機器の例としては、
振り子時計や蓄音機、オルゴールがあります。
これらの回転部分には、ゼンマイばねやゼンマイばねを収める香箱、回転を伝える回転軸、
回転速度を変換したり回転方向を変えるギア、回転速度を調整するガバナーや振り子時計の場合は、
振り子がこの回転速度の調整を担っています。
長時間回転させるには、ガバナーや振り子の役割が重要です。
扇風機や換気扇のような装置の羽根を上記のような部品で構成される装置のどの回転部分に
搭載するかは検討が必要です。また、オルゴールにおいては、ガバナーの部分にエアブレーキ(バタフライ)と
いったものを使用されていて回転する羽根の空気抵抗を利用して速度調整をしているものがあります。
羽根が空気抵抗を受けている分は、風が発生しますので、
想像にはなりますが、ガバナーにエアブレーキを使用しているオルゴールの構造を参考にすれば、
今回検討されているような装置ができるかもしれません。
ただし、振り子時計や蓄音機、オルゴールの専門家ではありませんので、
構造の詳細は文献やウェブ情報等で調査していただけると幸いです。
ゼンマイばね単体に関しては詳細な検討が可能ですので、
もし、必要とするスペック等が分かりましたら、下記問い合わせ窓口フォームより
ご連絡いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。