【ご相談内容】 SDFG 2021/11/5(金) 11:08
お忙しいところ、ご迷惑をかけ、申し訳ございません。
今、皿ばねをセッチングしています。やり方は以下です。
① 荷重特性線図(板厚まで圧縮する)を取ります。
➁ 線図より、セッチング後の製品の高さと客先から要求する高さと比べます。
③ もし、セッチング後の高さは客先が要求した高さより低い場合、つまり、板厚まで圧縮するのは不適当
で、セッチンぐ量を減らす(板厚まで圧縮することではない)と考えます。
④ もし、、セッチング後の高さは客先が要求した高さと一致する場合、つまり、板厚まで圧縮するのは適
当だと思います。しかし、板厚まで圧縮するのは荷重値が大きく、許容応力を超える恐れがあります。
その場合で、どうすればいいですか。
以上のやり方が正しいでしょうか。教えていただけないでしょうか。
お忙しいところ、ご迷惑をかけ、申し訳ございません。
ご返事をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
【返答】 ばねっと君 2021/11/8(月) 10:55
ご質問いただきありがとうございます。
ご記載いただいた作業は、基本的に問題はないかと思います。
もちろん、許容応力を越えるわけにはいきませんので、許容応力となる荷重を負荷して、
セッチングをすればよいかと思います。
セッチングされる機器に荷重を表示できないのであれば、事前にその荷重となる高さや
たわみなどを算出してそのポイントでセッチングされるとよいかと思います。
注意点として、セッチングの良否をセッチング後の高さのみで判断されるのは、
おすすめしません。高さのみで判断すると過大な応力が負荷される場合があります。
設計の時点でセッチングポイントの応力を設定し、その応力になる荷重やたわみ、
高さなど設定してセッチングされることをおすすめします。もし指定のポイントで
セッチングをして、要求の高さにならない場合は、セッチング前の高さが不適当と
判断し、製造側にフィードバックすることをおすすめします。
※ご質問と回答は一般公開されますので特定される内容には十分お気をつけください。