【ご相談内容】 タナカ 2020/5/25(月) 14:57
初めまして。お世話になります。
この度、SUS301-CSP-EHで厚み0.2mm、幅30mm、長さ(圧延方向)40mmの板バネを作ったのですが、板ばねの反りが発生してしまいます。
低温焼きなまし処理によって内部残留応力を除去して反りをなくしたいのですが可能でしょうか?
また、低温焼きなまし中に平らな面同士で板バネを変形しない程度にプレスして反りをなくすことはですか?
現状の反りは0.5mm以下なのですが、0.05mm以下を目指しています。
ご回答よろしくお願いします。
【返答】 ばねっと君 2020/5/25(月) 16:28
ありがとうございます!
熱処理の焼き戻し工程時に板バネに荷重をかけた状態で変形を抑える、プレステンパーという
方法があります。
しかし、反りを0.05mm以内に抑えるには低温焼き鈍し処理時に上記と同じ方法を行ったとしても、大きな効果は期待できないと思います。
冷間加工にて反りをなくしたとしても焼き鈍し後にはある程度反りは残ってしまうと思います・・・
おそらく、焼き鈍し後の変形を見越してに逆反りさせる必要がありそうです。
よろしくお願いします!
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