【ご相談内容】 冨士田 2009/9/11(金) 11:49
ベリ銅の繰り返し応力に時の疲労破壊について教えて下さい。
例えばベリ銅の薄板の片側を固定し、もう片側に単純な正弦波のような繰り返し荷重(応力)を繰り返した場合に、破壊しない応力を
求めたいです。
疲れ限度の定義では、炭素鋼であれば、限界繰返数が10^6~10^7ですので、実際にかかる応力を、その回数かけて、破断しなければ、その応力以下では、永久に破断しないということでしょうか。
例えば、その実際にかかる応力を30Hz正弦波で加えて試験すれば、4日ほどで限界繰返数に達しますが、そういった試験でいいのでしょうか。ベリ銅(時効硬化処理)の限界繰返数はわかりますでしょうか。また、限界繰返数の定義は、破断や亀裂といったものなのでしょうか。それとも、ヤング率の変化や、変形といったものまで含むのでしょうか。
【返答】 ばねっと君 2009/9/14(月) 9:56
冨士田さま
書込みありがとうございます!
ご質問に関しまして、下記の通り連絡いたします。
【御質問】
疲れ限度の定義では、炭素鋼であれば、限界繰返数が10^6~10^7ですので、実際にかかる応力を、その回数かけて、破断しなければ、その応力以下では、永久に破断しないということでしょうか。
【回答】
永久に破断しないということではありません。
10^8、10^9、10^10の寿命が必用であればその応力を求める必要があります。
【御質問】
例えば、その実際にかかる応力を30Hz正弦波で加えて試験すれば、4日ほどで限界繰返数に達しますが、そういった試験でいいのでしょうか。ベリ銅(時効硬化処理)の限界繰返数はわかりますでしょうか。
【回答】
その試験では、あくまで10^6~10^7回の寿命の応力が求まりますが、永久に破断しない応力は求められません。
【御質問】
限界繰返数の定義は、破断や
亀裂といったものなのでしょうか。それとも、ヤング率の変化や、変形といったものまで含むのでしょうか。
【回答】
含みます。
以上、よろしくお願いします<(_ _)>。
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