ご質問ありがとうございます。
JIS B 2704(コイルばね)やJIS B 2706(皿ばね)には、セッチングの実施有無の基準はありません。
一方でJISB8210(安全弁)には、コイルばねに関して「検査:試験荷重又は密着荷重を3回加え、
これを取り除いて10分後の自由高さの減少率が0.5%以下 でなければならない」と記載があります。
セッチングは、使用中のばねのへたりを抑制することを目的として実施するため、弊社では基本的にセッチングを実施しております。 安全弁用コイルばねについても使用中のばねのへたりが許容できないことからセッチングを実施しております。
ただし、以下のような場合にはセッチングを実施しないものもございます。
・引ばねのように、初張力を確保する必要がある場合
・使用応力が低く、ばねのへたりが問題とならない場合
・形状精度が重要で、セッチングによるばねの変形が許容されない場合
したがって、セッチングの実施有無については、ばねの種類、使用応力、形状精度などを考慮して決定します。
以上、宜しくお願いいたします。