【ご相談内容】 sk 2017/7/22(土) 11:04
“現在、電池BOXに使用する板バネを設計しております。
材質はSUS301-CSP(低温焼鈍)、板圧は0.2mmを想定しております。
計算では、電池を挿入した際の応力が99kgf/mm^2となりました。
SUS材(厚み0.3)の最大許容応力が、静的:130kgf/mm^2、動的:100kgf/mm^2程度との情報を得ているのですが、その値からすると、計算結果から、静的では余裕があり、動的ではギリギリになります。
使用する箇所は、常時稼働はしませんが、使用者が持ち歩く商品に使用しますので、振動はかかります。
このような場合、静的・動的どちらを採用するべきでしょうか?
御教示頂きたく。”
【返答】 ばねっと君 2017/7/22(土) 11:05
sk様
いつもお世話になります。
ご質問の件、以下にご報告いたします。
機械的性質の数値から、材質はSUS301-CSPの「EH」程度と判断いたします。
推定が入ってしまいますが、使用者様が持ち歩く際の振動は微々たるものではないかと
思われるため、振動の影響は考えなくてよいと考えられます。
従いまして、静的応力の評価でよいと考えられます。
よろしくお願いします!
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