【ご相談内容】 職業モップ 2017/7/22(土) 12:18
“SUS304-CSP-1/2H t=0.2の材料で板ばねを製作し、機械に使用しています。
今回お客様から、この板ばねの強度をアップして欲しいとの依頼があり、熱処理にて残留応力除去を検討しています。
この残留応力除去については、具体的にどういった効果が得られるのでしょうか。
強度がアップし、寿命が延びるなどの効果が得られると良いのですが。
また、初歩的な質問で申し訳御座いませんが、
残留応力を除去する事によってどのようなメリット(効果)が有りますか。”

【返答】 ばねっと君 2017/7/22(土) 12:19
職業モップさま
いつもお世話になります。
ご質問に件、以下にご報告いたします。
残留応力除去につきましては、曲げ加工時に生じる残留応力を
除去する目的で行う低温焼鈍のことですので、強度アップ、寿命延長を得られるものではございません・・・。
ですので、寸法仕様を見直された方が良いかと思われます(^.^)!
曲げ加工時に生じる残留応力が除去されますので、形状が安定します。
反対に、残留応力が除去されていない場合、使用中に変形しますので注意が必要です(>_<)。
よろしくお願いします!
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