【ご相談内容】 ばね初心者 2019/2/4(月) 16:20
引張ばねで衝撃がかかる使い方をしています。
計算上よりも少ない回数で折損しました。
寿命に対する衝撃の影響度をどう見ればよろしいでしょうか?
【返答】 ばねっと君 2019/2/4(月) 17:04
ばね初心者さま
引張りコイルばねで衝撃がかかるというのは、
張力を開放する際に、勢いよくコイルが縮む方向に動作することで
コイル部の線間同士がぶつかることで生じるのでしょうか?
上記となると、その影響度合いを見越して精度高い寿命を推定することは困難です。
その理由は、衝撃時に生じる材料疵の影響が予測できないことになります。
弊社では、計算で疲労強度の推定が困難な場合は、耐久試験を実施するなどして
確認を行うことを推奨しております。
また、早期折損対策としては、折損に至ったばねを調査し、その要因を特定する必要があります。
それが疲労破壊であれば負荷を低減する必要がありますし、疵を起点としていれば疵が生じない
使用方法や保護対策を検討する必要があります。
よろしくお願いします!!
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