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熱処理については、成形加工後に、成形加工により残留した応力を除去するために低温焼鈍し処理を実施することが一般的です。
ステンレス鋼帯はばね専用に製作された材料があり、具体的にはJIS G 4313に準拠した材料となり、
これはばねに必要な強度を圧延工程により担保した材料となります。
上記JISに準拠していない材料であれば、ばね用ステンレス鋼帯よりも強度が劣っている可能性があるため、
ご使用範囲を強度に合わせて設定する必要がありますのでご留意ください。
条件としては300℃~400℃の範囲で実施することが一般的です。
もちろん、条件によっては今範囲外で実施するケースがあります。
よろしくお願いします!