【ご相談内容】 座巻 2006/10/13(金) 9:50
圧縮バネの座巻について調べています。
通常両端一巻きずつで合計二巻きが一般的との表記を
よく見るのですが、座巻が一巻きずつと二巻きずつでは
動き(圧縮時のバネ同士の絡みやすさ、座屈のしやすさ 等)に何か違いがあるのでしょうか?
細かな事でも良いので教えて下さい!宜しくお願いします!
【返答】 ばねっと君 2006/10/16(月) 10:03
書込みありがとうございます!
座巻は両端各1巻が一般的です。
座巻部を多くする主な目的は、ばねを取り付けたときの安定性を
より向上させるためです。
座巻各1.5巻~各2.0巻にして、端面の研磨部分を広くして(座巻部
先端厚さが薄くなりすぎない程度に)、ばね平面部分を多くとり、
安定性をより向上させます!
【返答】 座巻 2006/10/17(火) 11:35
御回答ありがとうございました!
一つ確認したいのですが、
「ばねを取り付けたときの安定性をより向上させる」とは
具体的に言いますと何がどう安定するのでしょうか?
【返答】 ばねっと君 2006/10/17(火) 14:50
こんにちは!
座巻をつけますと、ばねの座りが良くなり圧縮荷重がかかった場合、
スムーズに荷重を受けることができます。
よろしくお願いしまーす!
【返答】 ばね初心者 2019/2/5(火) 11:49
圧縮バネの座巻部分のについて質問です。
クローズドエンド(研削)とクローズドエンド(テーパ)ではどのような違いがあるのでしょうか?
【返答】 ばねっと君 2019/2/8(金) 17:08
クローズドエンド(研削)とは座部も丸材のままコイリングし
大型砥石などで研削のみで仕上げる加工です。
クローズドエンド(テーパー)は
両端部の3/4巻に相当する部分を加熱しテーパーロール機で
丸材を圧延して角断面+先のほうが薄くなるテーパーに加工する工程です。
端面の仕上げをする際、丸材から研削するより効率が良くなります。
主に量産や中産品(車両、車、建機等)に使用されています。
個々にテーパーロールをセットする必要が有るため
少量生産には向いていません。
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