【ご相談内容】 TETSU 2006/2/13(月) 2:54
はじめまして。
いつも御社のページで勉強させて頂いております。
2点質問させて下さい。
質問1
逆丸フックと丸フックについてですが、
それぞれどんな優位性があるのでしょうか?
(世の中でみかけるバネは逆丸フックのほうが多い気がします。)
質問2
一般的に胴体部よりフック部の径を小さくしないと、
フック部が先に寿命を迎えてしまうと思うのですが、
これは技術情報の頁にある応力集中係数に拠るものですよね?
この図でのr1やr2はフルストローク状態での値だと思うのですが、
その値の算出方法(計算式)を教えて下さい。
(出来ればフック部内径の値も入れた式で。)
もし、掲示板上で公開が難しければ、
上記メールアドレスに直接送って頂いても結構です。
よろしくお願い致します。

【返答】 ばねっと君 2006/2/13(月) 15:32
TETSU様
書込みありがとうございます!
引張りコイルばねについてですね。
フック形状に関しましては、丸フック・逆丸フックが一般的ですが、
逆丸フックの方が、細線を用いる冷間成形ばねの自動成形に適しており、
コイル中心から引張りますので、安定性も優れています。
引張りばねの折損事故は、コイル部よりもフックの応力集中による
ことが多い為、コイル部本体からフックに立ち上がる部分の曲率半径
を大きくして、応力集中を避けるとともに加工きずなどがつかない
ようにすることが必要です。
計算式につきましては、直接資料をメールさせて頂きますね!
今後ともよろしくお願いしまーす!
※ご質問と回答は一般公開されますので特定される内容には十分お気をつけください。