【ご相談内容】 ばね初心者 2019/2/18(月) 10:28
初めて相談させて頂きます。
SWPBに亜鉛めっきをしたばねを芯にした樹脂部品を使用しているのですが
樹脂部品が燃えた際、ばねが縮んでしまう現象が起きました。
一般的にSWPBのばねに熱がかかるとばねは縮むものなのでしょうか。
また、そういった現象はどの程度の温度から発生する物でしょうか。
教えて頂ければ幸いです。
【返答】 ばねっと君 2019/2/18(月) 10:41
ばね初心者さま
ご投稿ありがとうございます!
ピアノ線(SWP-B)のばねを芯にされた樹脂部品とのことですが、
例えば、樹脂部品で芯となるばねを縮ませて使用されていたとすれば、
加熱されたばねは、縮んだ状態に形状が変形してしまった可能性があります。
一般的に、SWP-Bのばねは、成形後に300℃~350℃で低温焼鈍を行い、
残留応力を除去することで、使用中に成形後の形状が変化しにくいように処理をします。
樹脂が燃えるともなれば、上記の温度もしくはそれ以上の温度になっているように思いますので
形状が変形してしまったのかもしれません。
ご参考までにSWP-Bの場合、使用最大温度は100℃以下を推奨します!
よろしくお願いします!
【返答】 ばね初心者 2019/9/20(金) 10:29
初めて相談させて頂きます。
そもそもSWPB材亜鉛メッキ加工はできるものでしょうか。
成形後の亜鉛メッキ処理もできるものでしょうか。
ご教示頂ければ幸いです、よろしくお願いいたします。
【返答】 ばねっと君 2019/9/20(金) 10:37
ばね初心者さま
SWP-B材に亜鉛メッキは施工可能です。
成型後も可能です。
但し、メッキ処理によっては、水素脆化の懸念や、密着された線間には均一にメッキが
できない可能もございます。
製品形状や用途に応じて、メッキ後のベーキング処理や密着部がない状態でのメッキ処理を
検討されること推奨いたします。
宜しくお願いします!
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