【ご相談内容】 Tam_K 2004/2/3(火) 13:19
設計を職としているまだまだ未熟な30代ですが、ばねの設計に対しては疎いところです。
通常、構造設計は「静荷重」か「動荷重」かにより、安全率の取り方を変え、図面を引いております。
ほとんどの場合、設計対象に作用する力(応力)を算出した後、
安全率分を加味して、その値が材質のもつ強度と比べてどうのこうの・・・と机上で検討しています。
ばねの場合、この安全率はどのように計算中に盛り込むのでしょうか。
アドバイス頂けると幸いです。

【返答】 ばねっと君 2004/2/4(水) 19:37
安全率についてですね。
静的仕様の場合JIS B 2704 2000年版の4.7.1の応力設定(τ0)をセッチングとし、
使用最大時をその応力の80%以下で設定します。
動的仕様の場合はグッドマン線図を用いてτ/σBにて寿命を推定致します。
(引張り強さは規格の最低値を使用)
※セッチング・・・材料の弾性限以上の高い応力を使用方向に負荷すること。一種のじん性加工。
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