【ご相談内容】 ばね初心者 2020/5/13(水) 9:50
お忙しいところ恐縮ですが、下記確認事項について伺いたくよろしくお願いたします。
■経緯
ピアノ線SWPB 2.6φ を大量に購入しておりますが、2.58φよりも細いものがあることがわかりました。
現在社内検査で不合格となっており不良在庫が増えつつあります。
■確認事項
JIS公差では±0.02のようですが、実勢としてピアノ線の径公差というものはどうなっているのでしょうか。
(いろいろと確認しているのですがよくわかりません。)
■推測ですが
ピアノ線の製法として全長すべてわたってJIS公差内で製作することはそもそも保証できない。(公差は保証値ではない。)
最近は海外材が中心で厳格な補償がされていない。
恐れ入りますが、なにとぞ宜しくお願いいたします。
【返答】 ばねっと君 2020/5/13(水) 10:22
ばね初心者さま
ピアノ線(SWP-B)については、JIS G3522で規定されております。
φ2.6であれば、線径許容差は±0.020 偏径差は0.020以下とされています。
従いまして、JIS適合材として供給される材料は上記を満たしていることが求められます。
材料の線径許容差を外れた材料が散見されるのであれば、一度材料の購入先あるいは材料メーカー様
にご確認されては如何でしょうか?
実体として、許容差外れの材料が定常的に流通しているということはないと考えられます。
よろしくお願いいたします!!
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