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【ご相談内容】 初心者 2009/6/1(月) 16:23
いつもお世話になっております。
小物の引張コイルばねにて、SW-CやSWP-Bでさび止め処理を考えていますが、無電解ニッケルメッキや銅メッキ、三価クロメートにおいて、引張ばねの密着部の表面処理はどうなっているのでしょうか?。問題なく密着部まで浸透していくのでしょうか?
よろしくお願い致します

【返答】 ばねっと君 2009/6/2(火) 16:47
初心者さま
書込みありがとうございます!
引張りばねのコイル密着部への塗装は、やはり完全には浸透しないと思われます。
完全に塗装を施すには、製造段階でコイル間のアキを若干つくるか、
もしくは初張力の関係でアキをつくれない場合は、塗装の際、治具などを用いて
引張った状態でアキをつくり、塗装するしかないかと思われます。
【返答】 初心者 2009/6/2(火) 19:37
密着部に表面処理(さび止め)がはいらないということは、特に密着部が多い引張ばねの場合、御社はどういう対応をされておりますでしょうか?。
SUSであれば問題ないと思いますが、SW-CやSWP-Bの場合、さび止め処理後に成形されるのでしょうか?。
弊社設計のマニュアルとして記載したくよろしくお願い致します。

【返答】 ばねっと君 2009/6/5(金) 10:40
初心者さま
こんにちは!
ばねが腐食環境での使用であれば、ステンレス鋼での設計となります。
また、応力的な要因でどうしても一般ばね鋼でしか選定できない場合、
成形後の塗装となりますので、設計段階でコイル間に若干のアキをつくる様にします。
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