ばねっとさんこんにちは。
SK85の薄板ばねを検討しています。
他の質問者の内容で、熱処理後の硬度はHRC40～50が良いと記載がありました。
この範囲よりも大きい場合と小さい場合でどのような不具合が出るか教えていただけますでしょうか。
薄板ばねではありませんが過去にHRC37～43で部品を作ったことがあります。
また、以下のことも知りたいです。
・弾性限度
・疲労限度
・引張強さ
よろしくお願いいたします。
ともやさま
ご投稿ありがとうございます！
HRC40以下の硬度の場合とHRC50以上の場合にどうなるか。
引張り強さについては硬度と比例の関係があり、硬度から凡その引張り強さを換算することができます。
疲労限度線図については硬度の差異により線図を変えることはありません。
JIS B 2713記載の疲労限度線図をご使用いただければと思います。
弾性限度についても、硬度と同様に引張り強さが大きくなると、弾性限度も大きくなる傾向にありますが、
あまり硬くすると、切欠感受性が高くなるため考慮が必要となり、記載いただいた、SK85 材においてはＨＲＣ40～50の範囲を狙うことを推奨します。
宜しくおねがいします！
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