【ご相談内容】 ばね初心者 2024/2/22(木) 9:22
「ねじりばね」の使用方法についてお聞きします。このばねの使い方として「巻き込み方向」「巻き戻し方向」があります。ドアノブなど一方向に回して元に戻るように使用する場面が多いようですが、巻き込み、巻き戻し、両方を1つの機構で使用することも可能でしょうか?ノブの例でいれば、右回り、左回り、良好に回り、元の位置(中間位置)へ戻るようなイメージです。基礎的な質問で恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【返答】 ばねっと君 2024/2/22(木) 17:32
ご投稿ありがとうございます!!
ねじりばねのご使用方法については、仰る通り、どちらか一方向のみでのご使用の場合は「巻き込み方向」
にて使用することが望ましいです。
しかし、両方向での使用も可能ですので「巻き戻し方向」で使用することも可能です。
ただし、巻き戻し方向でご使用の場合、巻き込み方向と同じ角度まで使用した時の応力の計算方法が異なり、ばね指数に応じた、応力修正係数を用いて応力を計算し、応力を評価する必要があります。
応力の計算方法については「JIS B 2704-1」に記載されています。
本JISは登録が必要ですが、下記のURLから閲覧が可能です。
URL:https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html
宜しくお願いします!!
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