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疑問・お悩み相談室

こんにちは。SWP-Bについて質問です。線径1.0mmのねじリコイルばね

キーワード
SWP-B
300~350℃
低温焼きなまし
熱処理時間
テンパーカラー
バネの強度

【ご相談内容】 ばね初心者

こんにちは。SWP-Bについて質問です。

線径1.0mmのねじリコイルばねを成形後、上記素材を300~350℃にて低温焼きなましします。
その際、熱処理時間によってテンパーカラーが茶~青に変化しますが、この時間による色の変化でバネの強度に変化はありますか?(Rの小さい曲げ加工等)
熱処理時間は10~30分を目安にしています。ご教授のほど宜しくお願いします。

【返答】 ばねっと君

ばね初心者さま

ご投稿ありがとうございます!

SWP-Bのねじりコイルばねの低温焼鈍についてですが、
300~350℃で10~30分を目安に施工されているのであれば適切な処理範囲です。

テンパーカラーは、熱処理の時間や温度によって酸化皮膜の厚みによって変化します。
見た目の色が異なるのは、光の干渉現象によるものです。

皮膜の厚みは極薄で、材料強度に影響におよぼすものではありませんが、テンパーからのムラが
製品の温度ムラが要因であれば、炉内環境や製品の処理方法などを見直した方が良いです。

色の違いは、熱処理条件だけでなく、材料表面の状態(付着物など)によっても異なります。
熱処理環境や熱処理条件が適切で、若干色味が違うということであれば、表面の付着物によるものかも
しれませんので、強度への影響はないものと考えられます。

よろしくお願いします!

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