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高温環境下(180℃)でSUS304スプリングのスプリング荷・・・

キーワード
コイルばね
SUS304
高温
ばね
環境
荷重低下
軽減

【ご相談内容】 ばね初心者

高温環境下(180℃)でSUS304スプリングのスプリング荷重が低下した事例が発生し、対策としてSUS631が有効なことは認識していますが、SUS304製でスプリング荷重の低下を軽減させる方法について教えてください。

【返答】 ばねっと君

ご質問いただきありがとうございます。

高温時の荷重低下の要因は、2つあります。
1つ目は、弾性係数の低下。2つ目は、クリープ(高温時のへたり)です。

180℃の場合、SUS304-WPBの弾性係数は常温時に比べ約97%低下します。
また、使用最大応力は常温時に比べ約63%低下します。

以上を考慮して、設計に反映すれば荷重低下を軽減できるかと思います。

現状の使用状況やばね形状をページ下部にありますお問い合わせ窓口から
ご教示いただけましたら、現状の評価及び最適な設計提案をいたしますので、
ご活用いただけたら、幸いです。

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