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コイリングマシンで密着バネを成形する際、2本ピン式より1本ピン式

キーワード
コイルばね
初張力
引張コイルばね
ばね
引張ばね
密着バネ
方法
原理
コイリングマシン
1本ピン
2本ピン
成形

【ご相談内容】 ばね初心者

コイリングマシンで密着バネを成形する際、2本ピン式より1本ピン式のほうが高初張力のバネを成形しやすいと聞きました。
これにはどういう原理が働いているのでしょうか?

【返答】 ばねっと君

ばね初心者さま

圧縮コイルばねのコイリングマシンでコイリングすることを想定した場合
1本ピンと2本ピンでは以下のような目安があります。

1.コイル径の安定性:1本ピン < 2本ピン
  1本ピンはコイル径が比較的小さい場合に用いることが多いです。
2.初張力が必要なコイリングをする際には、コイリング時にコイル同士を寄せる必要がありますが、
  2本ピンに比べて、1本ピンの方が大きく寄せやすいため有利とされています。
3.円錐形,たる形,鼓形などのコイル径が変化する場合は1本ピンの方が調整がしやすいです。
4.1 本ピンはコイル内径側が芯金に接触した状態でコイリングされるため,コイル内側に疵がつく可能性
  があるので、コイルばねの形状や設計仕様に応じて、2本ピンとした方が疵による不具合を回避しやすい
  といえます。

よろしくお願いします!

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