【ご相談内容】 kou 2006/2/7(火) 11:17
以前、いろいろと教えて頂いたkouです。
ねじりコイルバネについての質問のつづきですが
バネの両端にフックを設けています。
フックを加工してから熱処理をしていますが
両端のフックの位置が安定しません。
少なくとも両端のフック角度のズレを22.5°以下にしたいのですが
通常はどのように管理するのでしょうか?
ちなみに熱処理条件を変えると角度も変わるようですが
これは熱処理条件があっていない為で
同じ線径で同じ長さであれば十分に熱処理をしてやれば
角度のズレは安定するのでしょうか
そうであれば、適切な成形長さを探せばよいのですが?
熱処理は適切な温度であれば時間をかけ過ぎても問題は無いのでしょうか?
ご教授をお願いいたします。

【返答】 ばねっと君 2006/2/8(水) 15:21
kou様
こんにちは!
腕の角度許容差に関しては、JISB2709で1級~3級レベルで規定されて
おりますので、その数値で管理しております。
また熱処理に関しましては、その材質及び寸法仕様により適切な管理温度・時間が
ございますので、熱処理に時間をかけ過ぎるのは品質に悪影響です。
通常、冷間成形のばねで、20~30分が一般的です。
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