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【ご相談内容】 ばね初心者 2019/1/28(月) 14:04
コイルバネを圧縮した際にクローズドエンド研磨のカット部分との重なり部分がずり落ちする場合とそうならない場合があります。ずり落ちはどちらか一端でしかおきません。
線径3mm,コイル内径47mm,有効牧数2です。バネ諸元上、安定性は良くないと思ってますが、ずり落ちる要因として考えられる事をご教授いただきたく宜しくお願いします。
【返答】 ばねっと君 2019/1/29(火) 10:22
ばね初心者さま
ご投稿ありがとうございます!!
ばね端部のすり落ちというのは、先端部付近のことでしょうか??
線径φ3mmで巻数も2巻ということですので、自由長さが長いとなると記載されているとおり
圧縮した際の安定が悪く、座屈するような場合があるかと思われます。
また、密着してもなお圧縮荷重を負荷することでも座屈が生じて、座面がズレてしまうことが
考えられます。
対策としては、過負荷にならない範囲で圧縮で留める必要はございますが、座屈が生じにくいように
コイル径を大きくするか,巻数を増やすことで解消される可能性があります。
元々線径も細いので、コイリング時のコイル径がばらつくだけでもズレやすくなるので、
コイル径のばらつきを抑えることも重要です。
よろしくお願いします!!
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