【ご相談内容】 yasu 2016/11/16(水) 13:41
現在、板ばねを設計するに当たり、SUS301csp-Hにて設計を実施しています。
そのため、SUS301CSP-Hでの設計は問題がないのですが、
それ以外の材料(SK5をCSP-H相当に焼入れ焼き戻し)にて設計を行うとどうしても上手くいきません。
どの様な事が問題であると考えたらよろしいでしょうか?
また、現在は高剛性の板ばねを設計しており、SUS材では板厚に限りがありSK材の使用を今回行いました。
SUS301CSP-Hより疲労強度の高い材料について教えて頂けると幸いです。
またそれらの材料のS-N曲線をいただけませんか?
【返答】 ばねっと君 2016/11/16(水) 15:09
板厚1.5mm以下のSUS301-CSP-H材の引張り強さは1320N/mm2以上とななりますが、
SK5-CSP材の引張強さは板厚1mm以下で1510N/mm2程度、1mm以上で1330N/mm2となり
いずれもSUS301-CSP-Hよりも強度の高い材料となります。
SUS301CSP-Hより疲労強度の高い材料となると、
ご指摘のとおりSK85(SK5)及びSUP10材となりますが、
耐久限度線図についてはHP内「ばね技術情報」-「板ばね」-「設計応力の取り方」に記載してますので、
参考にしてください。
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