【ご相談内容】 村上 2007/11/2(金) 10:18
はじめまして。
引っ張りコイルばねの使用を検討しているのですが、ばねを巻く時の「外巻き」と「内巻き」とで、キズの入る度合いが異なり強度に影響すると聞いたのですが、「外巻き」と「内巻き」という加工法の違いはあるのでしょうか?
もしあればそれはどのような違いなのでしょうか?
また、実際にキズの入る度合いは異なるのでしょうか?
ご教示頂ければ幸いです。

【返答】 ばねっと君 2007/11/5(月) 10:22
村上さま
書込みありがとうございます!
「外巻き」・「内巻き」とは、フック部の加工方法とした場合、
「外巻き」=丸フック、「内巻き」=逆丸フックになります。
フック形状ご参照 → https://www.tokaibane.com/tech/stretch_info.html#Section1
引張りコイルばねの折損事故は、コイル部よりもフック部の応力
集中によることが多いため、コイル部本体からフックに立ち上が
る部分の曲率半径を大きくして、応力集中を避けるとともに加工
キズがつかないようにする必要があります。
※ご質問と回答は一般公開されますので特定される内容には十分お気をつけください。