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- てこ式ダイヤルゲージ
【ご相談内容】 C9 2022/7/29(金) 11:53
東海ばねさん
おはようございます。今、てこ式ダイヤルゲージで製品の平面度を測定しています。
てこ式ダイヤルで製品の平面度を測定する時、事前、ある程度の量(一般的には、30mmの圧縮量にする)を圧縮してから、測定します。もし、30mm以上に圧縮すると、ばねが壊れる傾向があり、測定値が間違くなると聞きましたが、それが正しいですか。もし、正しなければ、正しいことを教えていただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。
【返答】 ばねっと君 2022/7/29(金) 12:10
ご質問いただきありがとうございます。
ダイヤルゲージがどの程度で壊れるかについてはダイヤルゲージの製造メーカーでないため、
把握しておりません。
しかし、基本的にばねには、ばねとして求められた性能を発揮するために、許容応力や安全率を考慮して
使用可能な最大応力が設定されています。その範囲内の応力で使用可能な荷重やたわみ、トルク、回転量を
設定しており、その範囲を超えて使用した場合、ばねがへたったり最悪の場合折損します。
ダイヤルゲージも様々な形状やストローク量のものがあるため、一概に30mmが閾値になるかどうかは
分かりませんが、ある限界まで使用すれば、ばね壊れ正しい測定ができなくなる可能性があります。
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