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東海ばねさん

キーワード
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試験
歯付座金
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偏差
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圧子

【ご相談内容】 CD

東海ばねさん           
こんにちは、以下の二つの質問を聞きたいのですが、よろしくお願いいたします.

① 小さな歯付座金(皿形)の硬度を測定する際、測定値が正しいではないと言われました。他の方に聞き、皿
形の歯付座金が非常に小さいので、測定する際、製品の外周が測定器にぶつかり、圧子は製品との測定面
が垂直にすることができないので、測定値が正しくないと言われました。正しいかどうか分かりません
が、教えていただけないでしょうか。

➁ 製品の平面度を測定していますが、測定器の様式はPPTに記載され、添付の上、ご確認ください。同僚
に「対象物を精密な平面テーブルの上に載せて固定し、ダイヤルゲージの測定部が測定面に触れるように
セットします。測定箇所が均一になるように対象物を動かし、ダイヤルゲージの値を読み取ります。それ
らの偏差の最大値が平面度になります。」と言われました。
その中で、偏差の最大値の意味を考えましたが、製品の表面に凸の所、凹む所があります。仮に、凸の
部分に「+」に表示し、凹む所に「-」に表示するとなると、偏差の最大値のことは「+」と「-」の差
の絶対値ということでしょうか。例えば、凸の部分の数値が1、凹む所の数値が-2とすれば、平面度は|1-
(-2)|=3ということでしょうか。
正しいかどうか分かりませんが、教えていただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします.

ばねっと君

【返答】 ばねっと君

質問ありがとうございます。
各質問について、以下のとおり回答します。
①について
硬さ試験は簡単なようで、ちょっとしたことで測定誤差などが発生しますので、注意が必要です。
圧子が測定面に対して垂直になっていない場合、必要な試験荷重が適切に負荷されないため、
正しい測定ができません。その原因が、製品の外周が測定器にぶつかることであるならば、
ぶつからないように座金を移動して測定する必要があります。

硬さ試験での注意点は、細かくあげるとたくさんあるため、網羅することは難しいですが、
いくつか記載します。今回の事象に含まれない内容もあるかと思います。
詳しくは、書籍やWeb上で検索すれば、簡単に収集できる内容です。
・測定対象の測定面の厚さや想定される硬さに対して、試験機や試験機の試験力の
 選定は適切か。
・測定面の表面粗さが粗くないか。
・測定面の大きさ(面積)が圧子に対して適切か。
・測定面が圧子に対して垂直か(傾いてないか)。
・他の圧痕から適切な距離をはなしているか、また測定対象の端部からの距離は適切か。
・測定面の表面粗さを整える際に、熱影響などないか。
・受台に測定対象が安定してのっているか。
 (場合によっては、測定対象の一部を樹脂に埋めるなどの対応をしているか)
・圧子が当たる面とは反対側の面が受台から浮いてないか(測定対象が変形していないか)
・圧子の接触面が平面ではないため、圧痕の大きさの読み取りに誤差が生じていないか
・圧痕のサイズを読み取る際の見方や明るさは適切か。
・試験機は校正されているか。
・試験機の不良、圧子の摩耗や破損はないか。

②について
平面度の測定方法や値の読みとしては、その認識で問題ありません。
測定範囲内の製品表面の凸と凹の最大差になります。
もちろん、製品を安定して測れているということは、前提条件としてあります。

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