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疑問・お悩み相談室

①ばね指数が9.96(コイル平均径D=φ2.59、線材径d=・・・

キーワード
SUS304-WPB
バネ指数
突当
コイリングピン

【ご相談内容】 ばね初心者

①ばね指数が9.96(コイル平均径D=φ2.59、線材径d=φ0.26)の場合は加工難易度高いですか?
  加工性改善のために突当の材質を変える もしくは 突当の交換頻度を上げる
  などの必要性ありますか?

②①に加えて、ばね材としてSUS304-WPBの裸線を加工する場合、さらに加工難易度は上がりますか?
  加工性改善に向けた対応は①で挙げた内容と同じでしょうか?

【返答】 ばねっと君

ご質問有難う御座います。
①コイルばねのばね指数については、JIS B 2704「コイルばね 第1部:基本計算方法」に
冷間成形の場合、3~22の範囲とすることが望ましいと記載があります。
ばね指数9.96は上記範囲内であり、SUS304-WPBを含む冷間成形ばねに用いるばね材料であれば
問題なく加工が出来ると考えます。
ただし材料の強度が特別大きいものである場合は、ばね指数を3~4程度にしていてもコイリングに
過大な力がかかり、材料が折れてしまう場合があります。

②SUS304-WPBの裸線の加工性改善については、突当(成形機のコイリングピン)の
材質・表面のコーティングを変えて潤滑性を向上させることで焼き付きや摩耗が低減され改善が図れます。
またSUS304ーWPBではNi被膜が施されているものを使用すれば、裸線と比較して潤滑性に優れているため突当(成形機のコイリングピン)との焼き付きや摩耗が低減され加工性向上に寄与します。
以上、よろしくお願いいたします。

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