【ご相談内容】 ばね計算初心者 2006/2/23(木) 14:49
このHP内で”許容応力は材料の弾性限度内にあればよい。
表面状態が良好であれば、静的最大応力は引張り強さの75%以下に
とればよい。”との記載があります。
ちなみにSK-5材を使用した板ばねの静的最大応力はどれ位でしょうか?
初歩的な質問ですみません…。
【返答】 ばねっと君 2006/2/24(金) 15:01
ばね計算初心者様
こんにちは!
引張り強さが使用材料の硬度範囲により異なりますので、硬度範囲
の下限値を引張り強さに換算し、その値の75%が静的最大応力とな
ります。
例えば、使用材料の硬度範囲がHV460~500の場合、HV460は引張り
強さに換算すると1530N/mm^2となり、その75%の1147.5N/mm^2が
静的最大応力となります。
【返答】 ばね計算初心者 2006/2/28(火) 13:04
ご回答ありがとうございました。
再度質問させてください。
”許容応力は材料の弾性限度内に~”という事ですが
弾性限度点(上限点)としてはご回答頂いた硬度から換算した
引張り強さの値そのもの(75%しない値)でよろしいのでしょうか?
それとも他に考え方があるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
【返答】 ばねっと君 2006/3/1(水) 17:35
ばね計算初心者様
こんにちは!
ご使用になる板ばねに曲げ応力がかかる場合、その曲げ応力は静的
使用の場合
引張り強さの75%までとれます。
引張り強さそのものは曲げ応力においては、材料の弾性限度を超え
た値となります。
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